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セガステは、ふと天使の話を思い出しました。 急に優しい口調で |
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セガステ |
「ところで、リトルロックのジョージアって人がそのシナリオを書いたっておっしゃったわね。」 |
セラフ |
「ええ とてもいい本ですよ。なにか・・・」 |
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セガステ |
「いえ、いいの(独り言)・・・天使か・・・使えるかもしれないわね。また、何かあったら連絡しますわ。お名刺いただけるかしら。じゃ私、仕事があるのでこれで・・・。ローイス!ロイス!」 |
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そう言ってからセガステは、ロイスに近づきなにや悪い相談をしているみたいです。 |
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ロイス |
「え・・・そんなおそろしいこと・・・」 |
セガステ |
「そうね あなただけじゃ頼りないわね ジョーを!」 |
コマンダー |
「ジョーですか!ジョー、急いで!」 |
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奥の部屋からジョーが出てきました。 |
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ジョー |
「なんだよ うるせーな気安く呼ぶなよ。おっと、社長か。」 |
セガステ |
「ジョー、あなたの出番よ。 詳しい事はロイスに聞いてちょうだい。」 |
ジョー |
「なんだよロイス、あいかわらずしけた顔してさ。」 |
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コマンダー |
「ジョー! あなた社長の親戚じゃなかったら、ここにいないって事、忘れないでね。」 |
ジョー |
「えらそうに。 どうせヤバイ仕事なんだろっ!」 |
コマンダー |
「あら、他にできることあったかしら。」(そう言ってセガステとコマンダーは、去りました) |
ロイス |
「ちょっと待ってください!」(ロイスも後を追いかけていきました) |
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ジョー |
「まったく しょーがねえなあ」(ジョーも去りました) |
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残された天使は、なんだかわかりません。ため息ひとつ。 |
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天使達 |
「あーあ」 |
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隠れていた小さな天使が出てきました。 |
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ビオラ |
「だめだったね、あの人は。」 |
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セラフ |
「そうだね。」 |
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チャイム |
「ねえ、この地球でいちばん最初に生まれた人間は大人だったの、それとも子供?」 |
ミカエル |
「うーんわかんないよ 難しい質問だねそれは。 どうしてそんな事聞くの?」 |
チャイム |
「だって 今の人たち見てたら 子供時代があったなんて思えないもの。」 |
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一瞬の暗転 ゲーム会社のセットはけと同時に音楽はいる。
上下より町の人々登場。 |
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♪「愛しい日々」
今日は何にもしなかった ちょっと空しい一日
明日もたぶんこの調子 こんな毎日もうやーだ
なんとかしたいよ 今日より明日はいい日にしたいよ 神様!
誰のせいとかじゃないけど ちっともよくならない暮らし
口を開けば出てくる 「こんな毎日もうヤーダ!」
「人生ってなんだろうな 何のためにいきてるの?」
そんなこと考えて見ても何にもかわらない
今日も愛しい一日が終わろうとしているよ
ありがとうございました・・・ |
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歌終わりでケイトがあらわれる。ジョージアの家の前に立つケイト。ざわめくご近所さん達。 |